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科学博物館で(その1)
2007 / 06 / 02 ( Sat )
今思い出しても興奮してしまうのは、一緒に和歌山へ遊びに行ったときのことだ。JRの駅から市街地に向けてブラブラ歩いていると、和歌山科学教育館という建物が現れた。「入ってみる?」「うん」。中は普通の科学博物館で、物理現象や生態系の仕組みを面白く解説した部屋や、標本室、プラネタリウムなんかがあった。

電気に関する展示室を見ていると、私たち二人の他には誰もいないことに気付いた。妖しい思いが頭をかすめ、彼女の顔を見ると彼女も私の方を見ていた。お互いに身体を寄せて、手をつなぐ。指がからまり、指間を撫であっていると、彼女が目を閉じて額を寄せてきた。目を閉じて、キスをした。最初は軽く唇を重ね、少し離れて見つめあった後は、軽く舌を絡めあうキスになった。私は彼女を抱き寄せ、お尻に手を回した。二人とも、人の来ない死角になる場所を目で探していた。
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テーマ:自伝的官能小説 - ジャンル:アダルト

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