自伝的官能小説「景子と」 索引
2025 / 01 / 10 ( Fri ) とりあえず総集編の簡単な索引を載せておきます。
アップしているのは第8章までです。 第9章を完結させる予定なのですが・・・ 第1章 キス~京都の下宿にて 第2章 なれそめ~下半身への愛撫 第3章 初めてのSEX~2度目の挑戦 第4章 コンドーム~イッちゃった?~様々な体位 第5章 電車の中で~駅のホームで 第6章 和歌山~科学教育館の業務作業用の階段にて 第7章 和歌山~ラブホテルにて 第8章 四国旅行~姫路・岡山・鷲羽山にて 第9章 四国旅行~丸亀のホテルにて (追加中) テーマ:官能小説・エロノベル - ジャンル:アダルト |
第9章 四国旅行~丸亀のホテルにて (未完)
2021 / 09 / 10 ( Fri ) 「景子と」 総集編その9
第9章 四国旅行~丸亀のホテルにて (未完) 部屋は10Fだった。なかなか眺めが良く、ホテルの前の大通りを見下ろすことができた。大きなWベッドがあるわりにはスペースに余裕がある。 「わりと広いね」 「うん」 私たちは荷物をデスクの脇の小さな台の上に置くと、どちらからともなく手を触れ合いそのまま抱き合った。 「すぐにする・・・?」 彼女は微かにうなずいた。 「シャワーは?」 「あとでいい・・・」 彼女の唇が私の唇に触れた。チュ、チュと何度か軽いキスを交わしてからお互いの舌を絡めあった。私はワンピースの上から彼女の胸をまさぐり、彼女はズボンの上から私の股間に手を這わせた。すぐに私の棒はズボンから引き出されて、彼女の細い指のオモチャになった。私も彼女のワンピースとブラスリップをはだけて、乳房を直接揉みしだいた。 「あああ・・・、気持ちいい・・・」 「こんなことするの、久し振りやなあ」 「うん・・・、あっ!・・・」 私の指先が乳首に当たると、彼女の身体はビクンと反応した。暫く立ったままでお互いの敏感な部分を刺激しあった。その後、彼女をベッドの上に仰向けに寝かせ、向うずねの上に腰を下ろして、彼女の下半身を固定した。目の前でワンピースの裾が膝小僧を隠していた。上半身はあられもない姿で、胸が露出して、刺激を受けた乳首が勃起していた。私はワンピースの裾の中に両手を差し入れ、彼女の太股のあたりを撫で回した。 「ああ、いや、恥かしい・・・」 彼女は脚に力を入れて身をよじろうとしたが私が上に載っているので動けない。 私は腰の下辺りからお尻を、膝辺りから内腿を丁寧にねっとりと愛撫した。 あえて脚の付け根の部分は外し、その周囲をたんねんに愛撫する。 「ああ、気持ちいい・・・」 彼女がうっとりとした表情を浮かべる。 ストッキングとスリップのスベスベした感触がたまらない。 女性の脚の膝上10cm辺りから股下にかけてを最近では絶対領域というそうで、 確かに男の欲望をくすぐるフォルム(形状)と感触をもつ場所だ。 スカートをゆっくりと捲り上げてみる。 白いスリップの裾のレース模様が膝の上にかかっている。 私は顔をその部分に近づけて、スリップの上から彼女の内腿に頬擦りをした。 レースのギザギザ感とその下の柔らかい腿の感触が心地よい。 両手はお尻を抱くような形になった。 そのまま指をお尻の割れ目に這わせる。 「あん、いや・・・」 彼女の身体がピクンと反応する。 内腿からパンティの部分には唇を這わせた。 ストッキングの上からなので刺激はあまり伝わらないだろうが、 そういった行為自体が彼女を感じさせているようだ。 「あああ・・・、いや・・・」 そのままお尻を、内腿を、下腹部を指と唇で何度も何度も撫で回した。 時々、舌先で割れ目の部分を突っついてみる。 「アン・・・!」 ピクンと反応する。 ストッキングの上から十分に絶対領域の感触を楽しんで、私は顔を上げた。 彼女の顔は紅潮し目はとろんとしている。 スリップの裾は捲れ上がり、ストッキング越しに白いパンティが透けて見える。 指先で割れ目の部分を突っつく。 パンティのラインに沿ってなで上げ撫で下げる。 「それ、気持ちいい・・・」 脚の付け根の部分に中指を差し入れ、「ここは?」 割れ目を引っかくように刺激する。 「あああ・・・」 割れ目の部分もそうだが、性感帯はある程度の間隔を置いて触れる方が効果的なようだ。 景子も「ずっと触られっぱなしだと、だんだん感覚が麻痺して鈍くなる」 なんてことを言っていた。 私は腰を上げて膝立ちになり、上半身を前に移して彼女の乳首を口に含んだ。 コロコロと舌先で転がしたり、軽くかんだりする。 彼女の身体が時々ピクンと反応する。 「あん・・・、ああん、くふん・・・」 乳房から口を離し、彼女の顔に目をやる。 官能に満たされ頬か紅潮し、目がトロンとして視点が定まっていない。 私もたまらなくなって、彼女の唇を奪う。 すぐに彼女の舌先が絡みついてきた。 激しくディープキスを交わしながら、左手で乳首を、右手で割れ目の部分を愛撫する。 「ううう・・・」と喘ぎ声を上げる景子。 暫くそうやって彼女を責め続ける。 やがて官能に喘ぎながらも彼女の指が私の股間に伸びてきた。 最初に抱き合ったときにズボンから引っ張り出され、今や怖いほどに屹立している私のモノを握りしめて上下に擦り始めた。 私は身体を彼女の横に倒して、彼女を抱きしめた。 私のモノは彼女の両手で握られ、弄られている。 と、今度は彼女が身体を起こし、私のズボンを下にずらして脚から抜いた。 それから私の両脚の間に座り込んで、私のモノに顔を近づけ、パクリと口に含んでしまった。 舌がチロチロと動き亀頭の敏感な部分を刺激する。 私も少し身体を起こして彼女の耳や乳房に手を伸ばした。 耳は赤く充血し、乳首は固く尖っていた。 舌をペニスの裏筋に当てたまま、彼女は口唇を前後に動かし始めた。 異様な快感が這い登ってくる。 私は身体を倒して彼女のなすがままに成り、ペニスに意識を集中するために目を閉じた。 彼女の口唇がカリの部分に常に当たっていて、舌が裏筋から亀頭辺りを巻き込んでいる。 常に動いているのでビクンビクンと断続的に痺れるような感覚が押し寄せてくる。 「ああ・・・気持ちいい・・・」 じゅぽっ・・・じゅぽっ・・・という音がホテルの密室にいやらしく響いている。 少し息苦しくなったのか顔を上げる彼女。 代わりに両手でお互いの体液でヌルヌルになったペニスを撫でまわしている。 私はすぐに上半身を起こして彼女の口唇を奪った。 舌がいやらしく絡み合う。 ストッキング越しに彼女の股間に手をやると熱く湿っている。 そのまま覆いかぶさってストッキングに手をかけた。 怒張したペニスは一刻も早く彼女の中に入りたがっていた 2021/9/9追加 |
四国旅行(その13)
2019 / 07 / 11 ( Thu ) 和歌山のラブホテルで初めてのフェラチオに及んでから、景子はその行為が結構気に入ったようだった。
キスから始まる前戯の途中で、私にあちこち責められながらも、必ず私のペニスを手で弄びながら、その形の良い唇を寄せてくるようになった。 最初はペニスを口に含んで、舌で嘗め回すだけの稚拙なものだったが、彼女のやり方しだいで、ペニスが「ビクン!」と反応したりするものだから、「あ、これ気持ちいいんだ・・・」と、次第に色々とヴァリエーションを持たせてくるようになっていた。 こちらも、気持良くなるのに遠慮することはないので、「あ、それ気持いい」とか「もうちょっと上に舌をあててみて・・・」とか言ってみたりする。 その日も、彼女はその細い指と小ぶりな唇、器用に動く舌で私のペニスを散々に刺激するのであった。 「あまり、気持ちよくしすぎると暴発してしまうで・・・」 「イキそうになったら言ってね。あまり口にしたくはないから・・・」 その数ヶ月前に一度 「口の中に出してみて」 と彼女が言うので、その通りにしてみたところ 「ん、んんんん~~~」 と、トイレに飛び込んでしまい、その後「がらがら」とうがいの音が聞こえた。 戻ってくるや 「あんなに不味いものとは・・・思わなかった。なんか、生臭いよ~~」 と、スペルマの香りと味はあまりお気に召さなかったようだった。 |
「景子と」 総集編その8
2017 / 01 / 27 ( Fri ) 「景子と」 総集編その8
第8章 四国旅行~姫路・岡山・鷲羽山にて 景子は自分で「余白の広い顔」なんて言ってたが、結構美人だったと思う。当時NHKでニュースキャスターをしていた宮崎緑、羽生善治の奥さんになった元アイドルの畠田理恵、朝の連ドラのヒロインを演じた田中美里といった人たちに似ていた。少し金属質の声で、真面目で融通の利かないところがあり、クレッチマーの分類でいけば分裂気質に入るだろうか。しかし、ユーモアも十二分に持ち合わせていて、よく面白いことを言った。 私の下宿は木造だったので、SEXは殆ど声を立てなかった。大抵、カーペットの上でじゃれ合っているうちにことに及ぶことが多くて、その最中は、ギシギシという床がきしむ音と「アッ、アッ」とか「ウッ、ウッ」という彼女のため息だけが発せられていた。そんなSEXが習い性になっていたせいか、別に音を立ててもかまわない所でのSEXも、おとなしいものだった。 彼女とは何度か2人で旅行をした。四国や岐阜、秋田県の鳥海山に登ったこともあった。今回は四国に1泊2日で旅行したときのことを書こう。これは2回目の旅行だった。 このときは姫路、岡山、鷲羽山とまわって瀬戸大橋を渡り、丸亀で一泊。翌日は丸亀城を見学して高松へ。そこから高徳線で徳島まで行き、フェリーで大阪の深日港に渡るといった行程だった。 この時は、その2ヶ月前くらいに喧嘩をして、その仲直りを兼ねた旅行だったように記憶している。その間、彼女の身体に触れるどころか、デートもしていなかった。日程を合わせて計画を立て、ホテルを予約するとき、電話で「部屋はどうする?」とカマをかけるように尋ねた。彼女は「別々の部屋で寝る?でもやっぱり一人で寝るのは寂しいから、ひとつにしよ」なんて照れたように答えた。まあ、完全に歩み寄ってくれているわけで、『ということは、ホテルでは抱き合うことになるよなあ、そこまでにこの間からの気まずい空気をどうかせんとあかんけど、どういう風に仲直りすればええんやろ』、なんて考え込んでしまった。 彼女は堺から、私は京都からなのでJR大阪駅で待ち合わせて、快速西明石行きに乗り込んだ。喧嘩の余波でなんとなく気まずく、「元気やった?」「うん」などとよそよそしい会話で始まったが、そこは普通列車の旅で長大な時間を共有することになる。岡山までは3時間弱、そこから丸亀までは1時間くらいかかる。結局、姫路で途中下車する頃には普段どおりの雰囲気になっていた。姫路城を見学するときは、人気がなくなると彼女の方から手をつないできたりした。 姫路城は小学生のとき以来だった。久し振りに見るそれは、なかなか立派だった。明治維新、廃藩置県が強行されたとき、日本中の天守閣をもつ城は取り壊されたが、例外として残された城がいくつかあった(彦根、松本、犬山、丸岡など)。姫路城もその一つであり、規模からいえば唯一のものである。駅へ戻る途中の商店街で彼女は麦藁帽子を買った。シンプルな造作のそれを頭に載せて「似合う?」と笑う彼女は、なんだか妙に可愛く見えた。 岡山では駅前の寿司屋で「祭寿司」という郷土料理を食べた。ちらし寿司のちょっと派手なものという感じ。岡山では市内観光はせずに瀬戸海峡線に乗り込む。途中、鷲羽山へ寄った。当時、瀬戸大橋は架けられてまだ間がなかった。海を渡る巨大な建造物はまだ目新しく、それを一望するには鷲羽山は格好の場所だった。児島駅から鷲羽山に向かうバスがでていた。まだ残暑の気配が残る鷲羽山は観光客もまばらで、バスを降りた私たちは展望台に向かった。 途中、景子は「なんか、お腹が痛い」としゃがみこんでしまった。「大丈夫?」「背中をさすって」「いいよ」。右手でワンピースの上から背中をゆっくりさすっていると、彼女の手が私の左手に触れ、自分のお腹の方にもっていった。「ここもさすって」「うん」。それは妙な光景だった。2人ともしゃがみこみ、私は彼女の肩を抱えて、ワンピースの上から彼女のお腹をさすっているのだ。やがて彼女はワンピースのボタンを一つ外し、私の手を中に導きいれた。スリップのサラサラした感触の上から暫くの間、彼女の腹部をさする。私の指は悪戯っぽく動き始める。さする、から愛撫に変化する。2~3分間もそうしていただろうか、彼女が顔を上げて、両手を私の身体にまわし、ギュッと抱きしめて、耳元で「直った」と言った。私たちは立ち上がり、手をつないで展望台に登っていった。 展望台の木のベンチに腰かけると、瀬戸大橋が一望できた。橋脚のてっぺんがチカチカと光り、長大なケーブルはうねるように、本州と四国を結んでいる。それは静止した建造物には見えなかった。今にも動き出しそうなダイナミックな建造物だった。「すごいね」「大きいなあ」。暫くの間、私たちはあっけに取られてそれを眺めていた。しかし、目の届くところに唯一居た中年の夫婦連れが見えなくなると、彼女は私に抱きついてきた。 私も彼女の方に身体をまわし、彼女の上半身を抱きしめた。彼女の首筋からはシャンプーの香りがした。首筋にキスをして、そのまま唇を彼女の頬に捺しながら動かした。彼女もわずかに首をまわし、唇が重なった。軽く何度か触れ合った後、お互いの舌先が唇をさぐりあった。舌がゆっくりと絡まり久々の感触はなんだかすごく気持ち良かった。 「キス、久し振りやね」「気持ちいい・・・」「そうやね」「もう一回・・・」。私たちは再び目を閉じて、唇を合わせ、舌を絡ませあった。彼女の手が動き、私の硬直をさぐっていた。私も彼女の胸に手を這わせる。ズボンの上から(その下にはパンツがある)と、ワンピースの上から(その下にはスリップとブラジャーがある)の愛撫だったが、2人ともそういった行為のもたらす官能に浸り始めていた。 瀬戸大橋を望む誰もいない展望所で私たちは久々のキスを交わしていた。私の手はワンピースの裾を割ってストッキング越しに彼女の太股と割れ目をまさぐった。指先で彼女の割れ目の部分を何度も何度も撫で上げる。パンティーの、そしてストッキングの上から、その部分がしだいに熱を帯びてくるのが分かった。手の甲にはスリップのサラサラした感触がまとわりつく。彼女の唇が苦しげに私の唇を外し「ああ・・・」と熱い吐息を漏らした。私は中指の指先を立てて、割れ目を掻くように刺激した。彼女の身体がビクンと震えた。「いや・・・、ああ・・・」。その部分はじんわりと湿気を帯びてきた。私は再び彼女の唇を捉え、舌を差し込んで蜜を吸った。「ううう・・・」。 彼女の身体を抱え、ベンチの上に横たえる。私の指は彼女の割れ目に刺激を送り続け、舌は蜜を吸い続けた。私は上体を起こして少しベンチから離れ、彼女の両足をハイヒールを履いたままでベンチの上に載せた。少しはだけたワンピースの裾から伸びる形のいい脚がなんともそそられる。彼女は軽く喘ぎながら無防備に全身をベンチの上に全身を横たえて、次なる快感を待っていた。私はベンチの反対側にまわり膝立ちになる。彼女の身体はキーボードのようで、私はそれを今から弄り回そう(演奏しよう)としていた。 景子はベンチにぐったりした様子で仰向けに横たわっていた。草色のワンピースの裾からベージュのストッキングに包まれた脚が真っ直ぐに伸びている。黒いハイヒールは履いたままだ。ワンピースの胸のボタンを外し、スリップの上からブラジャー越しに乳房を愛撫した。「ああ・・・」。またキスをする。ブラジャーの中に指を入れて乳首をつまむ。「うう・・・」。暫く乳房を転がすようにしてから、今度はワンピースの裾をゆっくりとたくし上げる。ごく普通の白いパンティーがベージュのストッキング越しに露わになる。掌で、ゆっくりと太股の部分を撫で回す。ストッキングのすべすべした感触が心地よい。時々、太股の付け根の部分を指先で撫で上げると、「あん・・・」と反応する。何度か指の悪戯を繰り返し、ビクビクと反応する彼女の様子を楽しむ。 私は彼女をもっとHな格好にしたくなった。まず、ワンピースの上半身のボタンを全て外し、スリップとブラジャーの肩紐をひじの辺りまですらした。さらに背中の部分に両手を入れてブラジャーのホックを外し、乳房を露出させた。次にストッキングを膝まで、パンティーを太股までずらしてヴァギナを露出させた。彼女は「いや、いや、やめて」と口では言うが、抵抗する様子はなかった。それはおそろしくエロチックな眺めだった。私は乳首を口に含み、指を割れ目に沿って何度か上下させた後、その中に差し入れた。「ああ、うう、いや、ああん」。彼女の身体が軽くのけぞった。 彼女の手が、秘所にもぐりこんだ私の手を取り、指を抜こうとする。私は力を入れて逆に指を深く差し込み、ヴァギナの中で指先を掻くように動かした。「アアア、イヤッ!やめて・・・」。彼女の身体がまた弓なりに反り返る。あまり激しく動くと、ベンチから落ちてしまうので少し力を抜く。左の乳首を口に含み、指をヴァギナの入口まで戻し、割れ目を上下に柔らかく愛撫する。その部分はトロリとしたジュースで溢れさせ始めた。 乳首を口に含んでいる私の耳元で彼女が「ねえ、はあ、はあ・・・、ねえ・・・」と喘ぐように何か言おうとしている。乳首を離し「ん」と彼女の目を見る。「はあ、はあ、はあ・・・」と喘ぐ表情を見ていると、なんだかいとおしくなって唇を奪おうとすると、「しよ・・・、ねえ、このまましちゃお・・・」と尋常ならざることを言う。私の棒も準備万端ではあるのだが、いかんせん何の遮蔽物もないところで、事に及んでいるところで人が来るとどうしようもなくなる。と、理性は語りかけるが、私の手は彼女の膝までずらしたパンティを脚から抜こうとしていた。 ハイヒールを足から外してベンチの側に置き、ストッキングを脱がせる。続いてパンティも足首から抜いた。それらを軽く畳んで私のデイバッグの上に置く。目の前には妖しく潤んだ彼女の秘所が私の棒の挿入を待ち焦がれていた。「入れて・・・」彼女が再び囁く。私はズボンと下着を下ろし、そそり立った棒の先端をゆっくりと彼女の割れ目にあてがった。「このままでいい」「うん、安全日だよ」。クリトリスの部分を雁の先端で上下に擦ってやる。「ああ、ああん・・・」彼女の身体がビクンと動く。と、遠くの方から、坂を登る車の音が聞こえてきた。無人だった展望所に誰か上ってきたようだ。彼女はハッとしたように目を開き「誰かくるね」と言った。「うん」「こんなとこ、見せられへんね」「うん。でも折角やから」と私は棒の先端を彼女の割れ目の中に軽く突き入れた。「あっ、ダメ、ダメだってば!」。そのまま奥まで入れてしまう。「あああ、いや・・・」。車の音が近づいてきて、停まった。が、かまわずにそのまま何度かピストンをする。「ああ、くふん、ああ、いい、でもダメ、ダメ・・・、抜いて、抜いて・・・、もう、やめよ・・・、あああ」。エンジンの音が切られる。「バタン!」ドアを閉める音が聞こえた。「やめて、ねえ、やめよ・・・」彼女がすがるような目を私に向ける。 さすがに私も棒に手をあてがって、ゆっくりと彼女のヴァギナから抜いた。ポケットからティシュを出して、双方の部分を軽く拭う。彼女は身を起こし、デイバッグの上からパンティを取り上げ、慌てて足首から通す。私も硬くなったままの棒をパンツで押さえつけ、ズボンを履き直した。彼女の方はストッキングはややこしいので、無視し、そのままハイヒールを履いて、ブラジャーとスリップを直し、ワンピースのボタンをはめていた。結構アッという間に普通の姿になってしまうもんだ。「ストッキングは入れといて」とデイバッグのチャックを開けて押し込む。駐車場の方から人の声が聞こえ、続いて人影が現れた。 私たちは臀部を少し動かしてベンチの上に座りなおし、お互いの顔を見合わせて、くすりと笑った。 「私ら、無茶苦茶やねえ・・・」 「ホンマやなあ、でも、こういうのもなんか・・・」 「興奮するね」 「うん」 徐々に火が収まりつつあった。彼女が首をかしげ私の肩に頭を載せる。瀬戸大橋の下を大きな貨物船がくぐり抜けようとしていた。人影は若い男女の姿になり、こちらに近づいてきた。私たちは立ち上がり、彼らの方に向けて歩き出す。途中ですれ違った男女は、手をつないでいた。それを見た私たちも、どちらからともなく手をつないだ。駐車場にはタイミングよくバスが上ってきたところだった。 バスで児島まで戻り、再び瀬戸大橋線の快速マリンライナーに乗り込む。 瀬戸大橋は途中の小さい島々に橋脚をおいた巨大なつり橋で、ようこんなところを電車や車が走るなあ、と思わせる迫力があった。かなりの高さから見下ろした瀬戸内の海の色は美しく、行き交う船はオモチャのように見える。 15分もすれば四国に渡ってしまい、そういう意味では宇高連絡船の頃の情緒はなくなってしまった。四国に渡ると線路は左右に分かれ、左は坂出経由で高松、徳島に、右は宇出津、丸亀から松山へと向かう。 景子も理系の人間なので、このような巨大建造物は好きみたいだ。 「大きなダムとか、巨大橋とか、見てるとワクワクする」なんてことを言う。 普段の電車の中では、ボックス席で二人きりになり人目がなくなると、すぐに抱きついてきたり、チンポコに手を伸ばしたりするのだが、この日は窓外に目をやったままだった。 電車は高松行きだったので、坂出で松山方面の電車に乗り換える。 この当時はまだ地方都市の駅前商店街が健在だった。 丸亀駅からホテルに向かう途中の商店街は夕方の買い物客で賑わっていた。 肉屋や八百屋、惣菜屋、豆腐屋。 なんだかおなかが空いてきた。 ホテルを予約したのは彼女だった。 「駅から近いの?」 「うん、10分位って、言ってたけど」 「こっちで合ってるの?」 「多分・・・」 なんだか心もとない。 でも、10分も歩くと、「丸亀グランドホテル」という看板が見えてきた。 と、私の頭の中で、一旦治まった官能の火がチョロチョロとくすぶり始めた。 横を歩く彼女の口元を、軽く盛り上がった胸元を覗き見る。 これから、15分もしない内に、あのホテルの部屋で二人っきりになれる。 誰にも邪魔されずに、彼女を抱きしめて、その華奢な身体を再び弄りまわせるのだ。 ------------------------------------------------------------------------ 3冊目はタイトルが秀逸(下劣?)ですね。 |
「景子と」 総集編その7
2017 / 01 / 05 ( Thu ) 「景子と」 総集編その7
第7章 和歌山~ラブホテルにて 私たちは少し上気した顔をして、展示室に戻った。射精こそしなかったが、私の棒はとりあえず彼女の膣の中に挿入されたので、それなりに満足したのか、いきり立った状態からは落ち着いていた。しかし、展示品に集中できるわけもなく早々に博物館を出た。 南海本線の和歌山市駅の方に歩いていく。二人とも横目である種の建物を探していた。二人きりになれて、お互いの身体を貪り合える、そんな空間を提供してくれる場所。彼女が手をつないでくる。指の間を刺激しあう。彼女が潤んだ目を向ける。私の棒はゆっくりと首をもたげる。歩きにくいなあ。 市駅の裏手にその手のホテルを見つけたときは、心臓がどきどきし、脚が空を切るような感じになった。「あそこに入る?」彼女はコクンと頷く。 幸い、部屋はいくつか空いていた。落ち着いた内装が気に入って選んだ部屋に入ると彼女がすぐに抱きついてきた。唇を重ねる。彼女の手がズボンのチャックを下ろし、棒を引っ張り出す。私は彼女のスカートを捲くり上げ、パンティの上から割れ目やお尻を愛撫する。キスは激しくなる。舌が絡まりあい、唾液をすすりあう。「なんか、もどかしい。溶け合って一つになってしまえればいいのに」。昔、彼女はそんなことを言った。今のような状態のときは、本当にそう思う。抱き合って、敏感な部分を触りあって、唇を重ねて、彼女が私の一部になればいいと思う。 ベッドに倒れこむ。彼女が上になったり下になったり。じゃれあいながら、お互いの衣服を脱がす。 寝転がったまま、じゃれあってキスを交わしていると、さっき彼女の割れ目に納まって満足したかに思えた私の棒は、再びムクムクと身をもたげてきた。ワンピースの上から彼女の控え目な胸のふくらみを揉みしだいたり、裾から手を差し入れて太股や敏感な部分をまさぐる。ワンピースの内側にあるスリップのすべすべした感触がさらに私の棒を膨張させる。 彼女の指もズボンの上から私の股間を撫で始める。「あ、元気!」「さっき入れたとこやけど、いってないからまだ元気や」「エッチやねえ」「そっちもここが熱くなってる」人差し指でパンティの上から割れ目をなぞる。「いじりまわすから・・・、あ、あ、また・・・いやん・・・」。キスを交わしながら、私はパンティの中に手を入れて指で割れ目を愛撫する。彼女はズボンのジッパーを下ろし、棒を引っ張り出して撫でj始める。舌を絡めながら、暫くの間、お互いの性器を愛撫しあった。我慢比べだが、彼女の方が先に唇を離し「ああ・・・」と切ない喘ぎ声をもらした。私の棒も怖いほどいきり立っている。 ワンピースの上のボタンを外し、肩から下に下ろして脚の方から抜く。白いスリップだけの姿になる。私は彼女のこの姿に最もそそられる。彼女は身を起こしてスリップの肩紐を外し、スリップを脱ぐ。ストッキングとブラジャーもとってしまう。と、何故か私の棒は少しおとなしくなっている。彼女はパンティも脱いで全裸になってしまった。私ももたもたと着ているものを全部脱いで、彼女を抱きしめる。彼女が耳元で「入れて・・・」とささやいた。 私は彼女を仰向けに寝かせ、両膝を割って腰を間に入れた。ところが何故か棒の怒張は治まってしまっていた。彼女の割れ目は十分に潤っており、そこに押し当てるのだが固さが足りない。割れ目の筋に沿って、先端をすりすりと動かしてみるのだが、やはり挿入できなかった。 「どう?」「なんか萎えちゃって・・・」「元気やったのにね・・・、。2度目やからかな?」「うーん」「無理せんでもええよ。抱いて・・・」「うん」。私たちは抱き合ってキスをした。彼女は気持ちが妖しくなっているのか、すぐに舌を絡めてきた。棒はピクンと反応するが、挿入に足る固さは取り戻さない。暫くそうやっていたが、「どうも、ダメみたい・・・」「仕方ないなあ・・・。こっちは妖しい気分なのに」「とりあえずシャワーでも浴びようか」「あ、それいいかも」 ラブホの浴室はガラス張りで広々としている。2人でじゃれ合いながらボディソープを手にとって、相手の身体を洗い合う。彼女を椅子に座らせて、後ろから胸を、お腹を、太股を、局部を手を這わせて洗っていく。割れ目の部分で念入りに指を動かしていると、「あん、そこばっかり・・・」「気持ちいいでしょ」「キライ・・・」。彼女は振り向いて目を閉じキスをねだる。私は右手の指で割れ目を、左手で乳房を弄りながら、彼女の舌を吸った。やがて、彼女の右手が私の棒を探し当てる。身体をよじってこちらに向き直り、「おかえし」と言いながら、私の棒をボディソープで念入りに洗う。「こら、なんか元気ないぞ、大丈夫か、オマエ」なんて話かけたりしている。 その後も、お互いの性器をまさぐり合いながら、ディープキスを交わし、もどかしげに抱き合った。相手の身体についた石鹸をシャワーで流し合って、浴室を出る。そのまま彼女は下着をつけ、ストッキングをはき、ワンピースを身に着けた。私もシャツを首から通し、パンツをはいた。と、彼女のワンピース姿が目に入るや、なんだか下半身がむずむずする。私の棒はムクムクと身をもたげ始めていた。彼女は目ざとく私の変化を見つけ、「あれ・・・、なんか元気になってない?」「うん・・・」「服を着てるのに・・・」「コスプレ好きの気があるんかな」「コスプレって・・・、これ普通の服やよ」「そうよねえ」「まあ、いいか」と、彼女は私のそばに来て、立ち膝になってパンツから私の棒を引き出し、両手で包み込んだ。指が上下に動き、棒はビクンビクンと反応する。 「う~ん、どう考えてもヘンやなあ。私じゃなくて、私の着てるワンピースやストッキングに反応してるのかな、このピクピクは・・・」と言いながら棒を撫で回す。が、別に怒っている風でもなく、オモチャで遊んでいるみたいに見える。と、彼女は一瞬、悪戯っぽく私の目をチラリと見ると私の棒に顔を近づけてきた。次の瞬間、唇でツンと棒の先端をつついたのだった。「えっ」「うふふ」。 『これは・・・、フェラ?!』。初めてのことだったので、ちょっと狼狽してしまう。と、今度は舌先でツンとつつかれる。暫くの間、彼女の唇や舌で私の棒はツンツンとつっつき回されたのだった。今までとは種類の違う刺激に、今や棒は怒張していた。「わ、大きくなった」「ヘンな事するから・・・」「嫌?」「いや、き、気持ちいい」「じゃあ・・・」と言うや、彼女は棒の先端をおずおずと咥えた。アイスキャンデーをしゃぶるように唇をすぼめる。離れ際に彼女の舌先が一番敏感な部分に軽く触れていった。私の棒はビクンと反り返った。「わ、元気」。棒は再び彼女の口の中に納まった。今度は、口内で舌が微妙に動いている。雁を亀頭を、舌が這い回っている。「ああ、すごい、気持ちいい」。自分の大事な部分が他人に委ねられているという不安定な感覚が、異常な快感をもたらしている。ある種の不安定感は、快感を増すんやなあ、なんて。また頭の隅の醒めた部分で、論理的に一般化したりしていた。 彼女は棒をしゃぶるようにしながら、手を添えて根元の部分を指で上下に刺激し始めた。「出そうになったら言ってね。まだ口で受ける覚悟はない・・・」と、妙に明るい声で言う。最初の異様な感触に慣れてしまうと、彼女にとっても初めてのたどたどしい口唇の刺激だけでは射精までは行きそうになかったが、添えられている右手の刺激はボディーブローのように効いてきた。彼女の頭が前後に動き、棒の先端部分が刺激される。根元は軽く握られた3本の指でしごかれる。棒から口を離した彼女は、上気して赤らんだ顔で私を見上げ、「これは、結構疲れる・・・」「ハハハ」「どう、イキそう?」「うん」「最後は手でいい?」「うん」。 彼女の指の動きが速くなり、私の棒は爆発した。彼女は掌をかぶせるようにして、白精を受け止め、「あらあら・・・」と言いながら傍らのティッシュを何枚か抜き取った。「たくさん出たね。手がべたべた」「さっき出してないから、2回分やからなあ・・・」「あほ(笑)・・」。彼女は手をティッシュで拭きながら、「ふ~ん、こんな風になるのね・・・」と、しぼんで丸っこくなった私の棒を見つめ、「変なの・・・」と、受け止めようによっては聞き捨てならないことをつぶやいた。 この後、私たちは和歌山城を見学し、早めの夕食をすませて、彼女は大阪に、私は京都に戻った。このときのことは、科学博物館などという公共の施設の一画でコトに及んだり、私の棒が初めて彼女の口の中に収まったりと、大変刺激的な思い出として私の脳裏に焼き付いている。 この頃はとにかく会えば二人ともSEXのことばかり考えていたような気がする。どっちがキッカケを作るのか、我慢比べみたいで面白かった。 ------------------------------------------------------------------ みやすのんき氏の「冒険してもいい頃」はAV業界を舞台にしたエロ漫画だった。 主人公の恋人、美和ちゃんに萌えました。 4冊目、出版当時AV男優は50人、女優は1,000人だそうです。 今は両方とももっと多いかな。 |