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四国旅行(その8)
2010 / 10 / 03 ( Sun )
ハイヒールを足から外してベンチの側に置き、ストッキングを脱がせる。続いてパンティも足首から抜いた。それらを軽く畳んで私のデイバッグの上に置く。目の前には妖しく潤んだ彼女の秘所が私の棒の挿入を待ち焦がれていた。「入れて・・・」彼女が再び囁く。私はズボンと下着を下ろし、そそり立った棒の先端をゆっくりと彼女の割れ目にあてがった。「このままでいい」「うん、安全日だよ」。クリトリスの部分を雁の先端で上下に擦ってやる。「ああ、ああん・・・」彼女の身体がビクンと動く。と、遠くの方から、坂を登る車の音が聞こえてきた。無人だった展望所に誰か上ってきたようだ。彼女はハッとしたように目を開き「誰かくるね」と言った。「うん」「こんなとこ、見せられへんね」「うん。でも折角やから」と私は棒の先端を彼女の割れ目の中に軽く突き入れた。「あっ、ダメ、ダメだってば!」。そのまま奥まで入れてしまう。「あああ、いや・・・」。車の音が近づいてきて、停まった。が、かまわずにそのまま何度かピストンをする。「ああ、くふん、ああ、いい、でもダメ、ダメ・・・、抜いて、抜いて・・・、もう、やめよ・・・、あああ」。エンジンの音が切られる。「バタン!」ドアを閉める音が聞こえた。「やめて、ねえ、やめよ・・・」彼女がすがるような目を私に向ける。

さすがに私も棒に手をあてがって、ゆっくりと彼女のヴァギナから抜いた。ポケットからティシュを出して、双方の部分を軽く拭う。彼女は身を起こし、デイバッグの上からパンティを取り上げ、慌てて足首から通す。私も硬くなったままの棒をパンツで押さえつけ、ズボンを履き直した。彼女の方はストッキングはややこしいので、無視し、そのままハイヒールを履いて、ブラジャーとスリップを直し、ワンピースのボタンをはめていた。結構アッという間に普通の姿になってしまうもんだ。「ストッキングは入れといて」とデイバッグのチャックを開けて押し込む。駐車場の方から人の声が聞こえ、続いて人影が現れた。

私たちは臀部を少し動かしてベンチの上に座りなおし、お互いの顔を見合わせて、くすりと笑った。
「私ら、無茶苦茶やねえ・・・」
「ホンマやなあ、でも、こういうのもなんか・・・」
「興奮するね」
「うん」
徐々に火が収まりつつあった。彼女が首をかしげ私の肩に頭を載せる。瀬戸大橋の下を大きな貨物船がくぐり抜けようとしていた。人影は若い男女の姿になり、こちらに近づいてきた。私たちは立ち上がり、彼らの方に向けて歩き出す。途中ですれ違った男女は、手をつないでいた。それを見た私たちも、どちらからともなく手をつないだ。駐車場にはタイミングよくバスが上ってきたところだった。
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テーマ:自伝的官能小説 - ジャンル:アダルト

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