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コンドーム
2006 / 10 / 15 ( Sun )
それから暫くの間は、会うたびにSEXをした。彼女は社会人で私は実験で忙しい大学院生、彼女は大阪で私は京都だったので、月に2~3回会うのがやっとだったが、私の十畳一間の部屋でお互いの身体を求め合った。最初は結果的に、生、中出し、だったのだが、さすがにそんなことを続けるわけにはいかなかったので、次のときは彼女がコンドームを買ってきた。「どこで買ってきたの?」「来る途中、そこの薬局で。棚に並んでたのをレジへ持って行って、これ下さいって・・・」「抵抗はなかった」「ちょっと恥ずかしかった・・・」。で、これも初体験だったので、最初は手際が悪い。お互いの身体を弄り合って、衣服を脱がせあって、彼女の割れ目が潤うまで愛撫して、さあ挿入、というときに、袋を破いて表裏を確かめて、いきり立っている棒に根元まで被せるのである。そのほんの少しの時間、彼女は気持ちよくなって耳を赤くして待ってるわけであり、私は俯いて自分の棒を見ながらごそごそと作業をするのである。なんとも間の抜けた数十秒だった。

そして挿入し、身体を前後に動かすのだが、最初のうちは外れてしまいそうで気になった。彼女の膣の中の感触も生の時とは微妙に違う。やはり異物が介在してる感じだ。最初のときもそうだったが、どうも私は遅漏気味のようで、そのことも相俟ってコンドームをつけたこのときもなかなか射精に至らない。おそらく十数分は棒の抽送を続けたのだが、途中で疲れてしまった。彼女も最初のうちは「ああっ」とか「いいっ」とか言って、官能的な表情を見せていたが、だんだん単調な行為に麻痺してきたのか目を瞑ったまま、反応が鈍くなってきた。私は動きを止めて彼女の胸の上に身体を倒し耳元で「疲れた・・・」と言った。「何、それ」と彼女が悪戯っぽく笑った。私たちは繋がったままで、暫くの間抱き合っていた。キスをしたり、乳首を吸ったり、転がしたり。

結合部分に手を伸ばすと、棒にはゴムが巻きついており、棒の突き刺さった彼女の戸口はぬらぬらと濡れていた。戸口の上の部分が少し膨れていたので、指先で突付いて見ると、「あん、そこ駄目!」と彼女がビクンと反応した。クリトリスが充血して肥大していた。遅漏気味の抽送も無駄ではなかった。「えー、どこが?」としらばっくれてその部分を指の腹ですりすりとなぞる。「いやん、ひゃん・・・やめて」「何を?」。もっと強く弄り回す。「ああん、だめえ~、ヘンになるう」。こちらも興奮してきて、再び腰を動かし始める。
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テーマ:自伝的官能小説 - ジャンル:アダルト

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