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初めてのHを終えて
2006 / 09 / 27 ( Wed )
激しく射精を終えた後、しばらくの間、繋がったまま抱き合っていた。彼女の少し広めの額にかかる髪の毛をかき上げて、キスをした。そのまま、まぶた、鼻の頭、頬、そして唇、とキスを続ける。彼女が私の肩の辺りを強く抱きしめて耳元で囁いた。「第一関門、突破やね」。第一関門というのもヘンな言い方だが、2回のかなり長時間にわたる作業がなんとか完了したという意味では上手い言い方かも、なんて思う。「私、スゴイかっこうやね」。確かに、普段の生活では考えられないような体勢である。彼女は大きく股を開き、その間に私がのしかかって、その部分に棒が挿入されている。しかも、今その中には精子が放出されているのだった。「でも、なんか幸せな気分」、と言ったのは私だったかな。そう、かなり幸せな気分だったのだ。多分、彼女も。

ゆっくりと余韻に浸った後、私は身を起こして、棒を静かに抜いた。「ヒクン・・・」と彼女の身体が震える。棒はお互いの体液でぬらぬらしている。私はティッシュの箱を傍らに寄せて、何枚かを引き抜いた。彼女も身を起こし、同じようにティッシュを何枚か手にとった。「なんか、こっけいな作業やね」「後始末やな」。なんて言いながら、私は自分の棒を拭いた。彼女は後ろを向き、少し膝を立てて、その部分にティッシュをあてている。多分、私が放出した精子が流れてきているのだろう。「大丈夫・・・?」「なんか、とろーっと出てくる。ヘンな感じ」「よかったんかな。中に出して」「うん、今日は大丈夫」。

この日はまだ陽が明るかった。二人とも全裸で、彼女は恥ずかしくなったのか床に散らかっている衣服を引き寄せ始めた。考えてみれば、このときまでお互いの全身をじっくり見たことが無かった。「ちょっと」と彼女の左腕をとって、「そのまま立ってみてくれん?」「え~」「あなたの裸をちゃんと見たい」「すごくエッチなこと言うね」。少し渋っていたが、彼女はゆっくり立ち上がってくれた。胸とその部分を手で隠して。私は何故か正座をして、じっと彼女の白い身体を見ていた。「きれいやなあ」「恥ずかしいよ・・・」。私も立ち上がって、彼女に近づいた。そのまま、抱きしめ合ってキスをした。彼女の体温がゆっくりと伝わってきた。

その日は、映画を観ることにしていた。時間に遅れそうになったので、タクシーで河原町に出た。彼女はタクシーの中では身を寄せて私の手を握り、映画館の中では私の胸に頭を載せてお腹の辺りに腕を回していた。私も彼女がひどく愛しくて、身体のどこかにいつまでも触れていたかった。

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テーマ:自伝的官能小説 - ジャンル:アダルト

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