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「景子と」 総集編その3
2012 / 11 / 09 ( Fri )
「景子と」 総集編その3

第3章 初めてのSEX~2度目の挑戦で

初めてキスをしてから2ヵ月程たった頃、いつもと同じように彼女の身体を弄り回していると、とうとう彼女の方が「しよう・・・」と言った。もう下着は脱がしていたし、その部分は十分に潤っていた。「いいの」と聞き返すと、こくんと頷いた。で、例によってその部分はいきり立っているのだが、さてどのようにしたもんだか・・・。そうだコンドームがないぞ。「アレがないけど」「今日は安全日・・・」。ここまでくれば、やるしかなかった。まず彼女の股の間に膝を入れる。ゆっくりと膝を前に進めるが、彼女も恥ずかしいのか、脚を閉じ気味になる。棒が入口になかなか届かない。彼女の左腿を右手で少し押しやる。「もうちょっと開いて」「もっと?」「うん」。ぐいと進めて、やっと入口に届く。濡れてはいるが、穴は小さくて、まあ私のもそんなに大きいわけではないのだが、『こんな小さいところに入るのかな?』と思ってしまう。右手で場所を確認しながら、棒の先端を入口にあてがう。場所はあってるのか?なんだか良く分からない。彼女の脚に力が入り膝が押し戻される。もう一度力を入れて、腰を前に突き出した。「痛い!」。こちらは棒の先3cm程に圧迫感を感じる。「少し入ったみたい。」彼女は目を瞑り、眉間にしわを寄せていた。「痛い・・・」。やはり脚が閉じる。少し入った棒は押し戻されてしまった。

それから、15分くらいの間、お互いに協力しながら格闘した。少し入れると彼女の身体は硬直して脚に力が入り、その先に進めなかった。何度か試みるうちにこちらの棒の硬直が緩くなってきた。やがて挿入する固さを保てなくなり、「ごめん、おとなしくなっちゃった」と言うと、案外彼女もホッとしたようで、「私が悪いんだよね・・・」なんてしおらしいことを言う。「いや、こっちが下手なんや」と言って身を引いて彼女の右隣に寝そべった。二人とも汗をかいており、私はランニングシャツだけ、彼女は腰に引っかかったブラスリップだけというあられもない姿であった。「うまくいかなかったね・・・」「うん」「泣きたい気分・・・」「仕方ないよ。二人とも初めてなんやし」「うん」。彼女が私に覆いかぶさり、キスをしてきた。私も彼女を強く抱きしめて、舌を絡めた。身体に押し付けられる彼女の胸のふくらみが、こころなしかいつもより少し小さいような気がした。

なんとなく心配だったのでその日は京阪三条駅まで彼女を送っていった。「でも、股の間に、何か挟まったような感じがする」と彼女が言った。入口の何cmかは挿入が繰り返されたのだから、少しは傷が付いたのか、炎症が生じたのかもしれなかった。少しうつむき加減だったが、いつものように右手を挙げてニコッとして彼女はホームに降りていった。

これで気まずくなるかなと心配したが、翌日の21時過ぎに下宿に電話がかかってきた。そのことにはあまり触れなかったが、なんとなく「今週末にはもう一回挑戦しようね」という空気が感じられたのだった。

しかし再挑戦は彼女の仕事の都合や私の実験の都合で3週ほど後になった。抱き合ってキスを交わし、暫くの間、いつものように彼女の身体を弄り回していると、彼女も私のモノに触れてきた。「どんなものが私の中に入るのか、ちょっと見ていい?」。今から考えれば不思議だが、彼女は自分は色々な部分は触られまくっていたのに、その時まで私のモノには触れようとはしなかったのだ。ズボンの上から硬直している棒を触り「こんなになって、痛くないの?」なんてことを言う。「昔、まだ皮の中にあった頃は痛かったけどね・・・」「ふーん」「なかなか剥けなくて、一寸焦った時期もあった」「包茎ってやつ?」「うん」なんて、何を告白しているのやら。彼女は私のズボンを下ろし、パンツの上から棒を触る。おずおずと触れるので、ヘンな刺激があり、棒はますます硬直してしまう。自分でパンツをずらし、棒を露わにすると、彼女は一瞬困ったような顔をした。が、またおずおずとじかに触ってくる。「こんなの、入るのかなあ・・・」「多分、標準サイズやと思うけど」「なんで分かるの」「銭湯とかで、よそのオッサンのも見てるから」。彼女は噴き出してしまった。しげしげと眺め、人差し指でつついたり、棒に沿って撫でたり、軽く握ったり、オモチャにしている。刺激があるたびにピクッと動くのも面白いらしい。「ヘンなの・・・」。

私は上着もシャツも全部脱いで全裸になった。彼女の服も全部脱がすことにする。私の棒で遊んでいるので、脱がせにくい。この日は前にボタンの付いた水色のワンピースを着ていた。腰の部分のベルトを緩める。上半身は乳房を触るためにすでにはだけてあったので、両腕から袖を外し、ブラスリップ一枚にする。下半身も愛撫を繰り返していたのでストッキングとパンティもすでに膝まで下ろしていた。これも脱がせてしまう。素肌にブラスリップ一枚という姿は妙に興奮してしまうが、これも脱がせる。棒で遊んでいる腕をとり、身体を起こしてキスをした。座ったままで抱きしめあった。お互い、生まれたままの姿だ。「大好き・・・」「私も・・・」。乳首を吸いながら、割れ目に指を入れる。先刻の愛撫に加えて、私の棒を弄ることで興奮したのか、十分に潤っている。「嫌・・・」と言いながら私の棒を強く握り、上下に掌を動かす。お互いに相手の敏感な部分への愛撫を続けた。それは私が一方的に彼女を愛撫するときよりも、ずっとお互いの官能を高めるようだった。

私のモノはどうしようもないほどいきり立っていた。彼女をゆっくり押し倒し、右手で割れ目の中の愛撫を続け、左手で右の乳房を揉み、唇で彼女の舌を吸った。彼女は私の唇を外し潤んだ目で「入れて・・・」と言った。私は身を起こし、左手で棒を握り、右手の指を彼女の割れ目から抜いた。とにかく、彼女の脚が閉じないように前回よりは大きく開いてもらった。彼女も承知していて、腿の付け根の辺りを両手で支えている。戸口が露わになって、前回よりずっと分かりやすい。棒の先端をあてがった。ゆっくりと挿入する。雁首の部分が入ると、やはり彼女は痛がった。「大丈夫?」「うん、今度は我慢する」「じゃ、もう少し入れる」腰を前に進める。彼女の眉間にしわがよる。棒の行く手がさえぎられ、そこで終わりのような感触があった。「どの位入ってる?」「半分くらいかな」「えっ、まだ」「まあ、ゆっくりやろう」「うん」。彼女は入りかけの私の棒を触ってきた。私も彼女の乳首を突付いたり、耳や鼻の頭にキスをしたりした。そう、ここまできたら焦ることは無いのだ。

そうやって棒を半分入れたまま、しばらく遊んでいると、彼女も少しリラックスしたのか、棒を強く包んでいた部分が少しゆるくなってきた。「も少し、入れてもいい」「うん」。私は少し腰を前に動かした。また彼女の表情が辛そうになり、棒は行き止まる。彼女の内部は再び緊張したようだった。しかし、もう4分の3ほどが挿入されていた。私は結合部分に右手を伸ばし、彼女のクリトリスの部分に触れてみた。十分に濡れていて、その部分は心持ち肥大していた。指先で転がしてみる。「ああっ・・・」「感じるの」「なんかヘン・・・。中は痛いのに、そこはビクンってなる」。私はそこをゆっくりと撫で回した。「ああん、いや・・・」。さらに私の棒と彼女の陰唇が接している部分を触ってみた。きつく棒が突き刺さっているようだ。隙間無く陰唇が棒を包んでいる。根元まではあと一握りくらいだった。『頑張って、根元まで入れてしまおう』心の中でそう決心して、彼女の膝をかかえて腰を前に突き出した。「あっ・・・」。彼女の眉間に皺がより、棒の行く手が締まる。もう、容赦しないことにした。さらに腰を突き出す。彼女の身体がずり上がる。「くふん・・・、いやん」。何度か繰り返すと膣の中は窮屈なままだったが、どうやら根元までしっかり入ったようだ。「全部入ったみたい」「なんかお腹の中まで異物が入ってるような感じ」「ここから、動かすんよね」彼女はびっくりしたような表情になって「ちょっと待って」と言った。

二人とも全裸で、彼女は股を大きく開き、私は膝をついて、彼女のその部分に棒を突き立て、根元まで納めていた。なんとも動物的な体勢である。意識を棒に集中してみると、何か暖かいものに包まれている、そんな感じだった。それはそれでなんか幸せな気分になって「暫くじっとしてようか」「うん」。私は身体を倒して彼女を抱きしめた。私の胸の下で彼女の小振りな乳房がへしゃげる。彼女も私の首に腕を絡めてきて、私の頬にキスをした。唇を合わせ舌を絡める。舌を彼女の唇の中に入れる。上も下も私のモノが彼女の体内に入っている、と思うと妙に興奮した。彼女の乳房や脇、お尻などを撫で回す。彼女は苦しそうに唇を離し「入れられたまま、身体を触られるとスゴク感じる・・・」という。乳首をつまむ。「あん!」。耳に唇を這わせる。「いやん」。エロチックな楽器のようだ。たまらなくなって、棒を少し動かしてみた。「あっ・・・」「痛い?」「少し」。ゆっくりと後方に引き、3分の1程抜けたところで逆に動かした。濡れているのだが、きつく締まる感じがあった。何度かゆっくりと前後に動かす。彼女は少し辛そうだった。最初は感じるどころではない、と聞いていたが確かにその通りかも。

しかし、なんとか射精まで持っていかないと、終わらない。『これは、センズリするときと、かなり勝手が違うな』と思った。まず、彼女の中で棒を動かしながら、棒を刺激するというのがなかなか難しいのだ。自分の手でシコシコするときは、微妙なタッチが可能だが、この体勢はなかなか不自由だった。棒の出し入れは少し滑らかになってきたが、射精には程遠い感じだった。そこで、大変不埒な話なのだが、私は最近一番興奮したエロ本の写真を想像することにした。それはスレンダーな女優さんが全裸で膝立ちになっていて、その部分にローターを入れられ、なおかつ後ろから男の指で乳房とその部分を弄られている、顔の表情は絶頂を迎えようとしている、そんな写真だった。すると、私の棒は固さを増し、ピストン運動の速度が増した。棒の先端の部分は射精前の微妙な感じを帯びてきた。この日もコンドームは着けていなかったが、そんなことは構っていられなかった。彼女もそのままで挿入を許していたので、その心配は無いはずだった。

彼女の痛みも和らいでいるようだった。「あん、あん。あっ、あっ」と規則的な喘ぎ声が口をついていた。私は棒の戸渡りの部分を彼女の肉襞に押し付けるように動かした。痺れるような感覚が伝わってきた。「いきそう」「うん、いいよ」。3度ほど前後に動かすと、ビクンビクンと射精が始まった。「あっ、んっ」軽いうめき声がでて、彼女の身体に覆いかぶさった。彼女は目を瞑り、私の射精を受け止めてくれていた。

激しく射精を終えた後、しばらくの間、繋がったまま抱き合っていた。彼女の少し広めの額にかかる髪の毛をかき上げて、キスをした。そのまま、まぶた、鼻の頭、頬、そして唇、とキスを続ける。彼女が私の肩の辺りを強く抱きしめて耳元で囁いた。「第一関門、突破やね」。第一関門というのもヘンな言い方だが、2回のかなり長時間にわたる作業がなんとか完了したという意味では上手い言い方かも、なんて思う。「私、スゴイかっこうやね」。確かに、普段の生活では考えられないような体勢である。彼女は大きく股を開き、その間に私がのしかかって、その部分に棒が挿入されている。しかも、今その中には精子が放出されているのだった。「でも、なんか幸せな気分」、と言ったのは私だったかな。そう、かなり幸せな気分だったのだ。多分、彼女も。

ゆっくりと余韻に浸った後、私は身を起こして、棒を静かに抜いた。「ヒクン・・・」と彼女の身体が震える。棒はお互いの体液でぬらぬらしている。私はティッシュの箱を傍らに寄せて、何枚かを引き抜いた。彼女も身を起こし、同じようにティッシュを何枚か手にとった。「なんか、こっけいな作業やね」「後始末やな」。なんて言いながら、私は自分の棒を拭いた。彼女は後ろを向き、少し膝を立てて、その部分にティッシュをあてている。多分、私が放出した精子が流れてきているのだろう。「大丈夫・・・?」「なんか、とろーっと出てくる。ヘンな感じ」「よかったんかな。中に出して」「うん、今日は大丈夫」。

この日はまだ陽が明るかった。二人とも全裸で、彼女は恥ずかしくなったのか床に散らかっている衣服を引き寄せ始めた。考えてみれば、このときまでお互いの全身をじっくり見たことが無かった。「ちょっと」と彼女の左腕をとって、「そのまま立ってみてくれん?」「え~」「あなたの裸をちゃんと見たい」「すごくエッチなこと言うね」。少し渋っていたが、彼女はゆっくり立ち上がってくれた。胸とその部分を手で隠して。私は何故か正座をして、じっと彼女の白い身体を見ていた。「きれいやなあ」「恥ずかしいよ・・・」。私も立ち上がって、彼女に近づいた。そのまま、抱きしめ合ってキスをした。彼女の体温がゆっくりと伝わってきた。

その日は、映画を観ることにしていた。時間に遅れそうになったので、タクシーで河原町に出た。彼女はタクシーの中では身を寄せて私の手を握り、映画館の中では私の胸に頭を載せてお腹の辺りに腕を回していた。私も彼女がひどく愛しくて、身体のどこかにいつまでも触れていたかった。


最近、百合系のDVDやコミックがHだ。

「やっぱり君が好き」シリーズは器具を使わないキスと愛撫のレズシーンで構成される。
下の2作は女優さんの演技も上手く、お互いの恋愛感情がきちんと表現された上で、
身体を貪りあう関係に到るので、観ている方も自然なエロティシズムを感じることができる。





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テーマ:自伝的官能小説 - ジャンル:アダルト

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