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電車の中で
2007 / 01 / 28 ( Sun )
景子とSEXをするようになって、街でデートをするときも、ちょっと妙なことになってきた。

ある日、京阪電車の特急に乗って一緒に京都に向かったときのこと。二人掛けのシートで彼女が窓際に、私が通路側に並んで座る。車内は空いていて、私たちを視野に入れる他の乗客はいなかった。当時の特急電車は京橋駅を出ると京阪七条駅まで約30分間、どの駅にも停車しなかった。京橋を出て暫くすると、彼女が頭を私の肩にもたせかけてきた。目が妖しく私を誘っている。私は首を回し、彼女の少し広い額にキスをした。季節は初夏で、彼女は黒い身体にぴったりとしたミニのワンピースに白いカーディガンを着ていた。前面に縦に長くジッパーが着いていて、首のところからお臍の下まで引き下ろすことが出来るタイプだ。額にキスをされた彼女は顔を上げ、頬や鼻や額をすり合わせるようにした後、唇を重ねてきた。お互いに相手の身体を抱くように腕を回しあう。こうなると、止まらない。舌を絡め激しいキスをする。彼女の手が私の太ももを這うように動き、ズボンの上から棒を撫でる。私も彼女の服の上から胸を揉むように掌を動かした。「エッチ・・・」「そっちこそ」。棒は堅くなり、乳首も立っているようだった。彼女のワンピースのジッパーを少し下ろし、そのまま手を服の中に滑り込ませた。「えっ?そんなことするの・・・」「うん、する」。ワンピースの下はすぐにブラジャーだった。薄手のものだったので、乳首の形が布の上から分かる。「堅くなってる」「いや・・・」と首をそむける。指先で乳首をつまんだり転がしたりする。「アンッ・・・。いや」「気持ちいい?」「知らない・・・」。彼女も私のバンドを外し、ズボンの上から手を入れてくる。こちらはいきなりトランクスの中に手が入り、直接私の棒が触られる。「いきなり?」「なんか手が入っちゃった」。私もブラジャーの中に手を入れた。意外に隙間があって簡単に手が入る。硬くなった乳首の感触が指に伝わる。「サイズ合ってないんじゃない?ぶかぶかやん」。ズボンに入ってないほうの手で頭を叩かれた。そのまま暫くお互いを刺激しあう。唇を重ねる。舌を絡めあう。気持ちがいい。場所が場所だけに妙に興奮する。車窓から住宅街が見える。「外から見えてるんやない」。彼女がほんのりと紅潮した顔で言う。「特急で速いから、大丈夫やろ」。理由になってないよなあ。と、連結部の扉が開いて、車掌が入ったきた。びっくりしてお互いに手を抜く。私はバンドをしめ、彼女はジッパーを上げた。
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テーマ:自伝的官能小説 - ジャンル:アダルト

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