パンティ
2015 / 01 / 28 ( Wed ) 「知ってても偉くないUSA語録」町山智浩(文芸春秋)という本の中に
「最近パンティという言葉をとんと聞かなくなった」という記事があった。 パンティという言葉の元々の意味は「おへそから下を隠す小さな下着」という意味だそうだ。 転じて「パンツの幼児語」という意味もあり、アメリカ人が「パンティ」と聞いてまず思い浮かべるのは、 イチゴやキティちゃんのプリントがある幼女用の下着、 続いてレースだったりTバックだったりの性的な興奮を誘発する下着、 なのだそうだ。 なので、いまや「不快な英単語ランキング」の上位に鎮座する単語になったとか。 とにかく女性陣から嫌われる言葉なので、次第に使われなくなったということらしい。 日本でも使わなくなった。 あるバラエティ番組で司会者が「最近はパンティって言わないの?」と若い女性たちにふったところ、 「なんだかいやらしい。パンツとかアンダーウェアとか・・・」 「なんでや、パンティでええやないか」 「いやだ~~(笑)」 てな感じだった。 しかし「景子と」を書いているときに「パンツを脚から抜いた」とやると、なんだか色っぽくない。 やはり「パンティの上から割れ目に沿って指を動かすと・・・」という具合に書きたくなる。 ある種の小説に使う書き言葉として、なんとか命脈を保っているのかもしれない。 思春期のスカートまくりから始まって、白い三角の小さな布は、おじさんたちの憧れなのにねえ。
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