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「景子と」 総集編その7
2017 / 01 / 05 ( Thu )
「景子と」 総集編その7

第7章 和歌山~ラブホテルにて

私たちは少し上気した顔をして、展示室に戻った。射精こそしなかったが、私の棒はとりあえず彼女の膣の中に挿入されたので、それなりに満足したのか、いきり立った状態からは落ち着いていた。しかし、展示品に集中できるわけもなく早々に博物館を出た。
南海本線の和歌山市駅の方に歩いていく。二人とも横目である種の建物を探していた。二人きりになれて、お互いの身体を貪り合える、そんな空間を提供してくれる場所。彼女が手をつないでくる。指の間を刺激しあう。彼女が潤んだ目を向ける。私の棒はゆっくりと首をもたげる。歩きにくいなあ。

市駅の裏手にその手のホテルを見つけたときは、心臓がどきどきし、脚が空を切るような感じになった。「あそこに入る?」彼女はコクンと頷く。

幸い、部屋はいくつか空いていた。落ち着いた内装が気に入って選んだ部屋に入ると彼女がすぐに抱きついてきた。唇を重ねる。彼女の手がズボンのチャックを下ろし、棒を引っ張り出す。私は彼女のスカートを捲くり上げ、パンティの上から割れ目やお尻を愛撫する。キスは激しくなる。舌が絡まりあい、唾液をすすりあう。「なんか、もどかしい。溶け合って一つになってしまえればいいのに」。昔、彼女はそんなことを言った。今のような状態のときは、本当にそう思う。抱き合って、敏感な部分を触りあって、唇を重ねて、彼女が私の一部になればいいと思う。

ベッドに倒れこむ。彼女が上になったり下になったり。じゃれあいながら、お互いの衣服を脱がす。

寝転がったまま、じゃれあってキスを交わしていると、さっき彼女の割れ目に納まって満足したかに思えた私の棒は、再びムクムクと身をもたげてきた。ワンピースの上から彼女の控え目な胸のふくらみを揉みしだいたり、裾から手を差し入れて太股や敏感な部分をまさぐる。ワンピースの内側にあるスリップのすべすべした感触がさらに私の棒を膨張させる。

彼女の指もズボンの上から私の股間を撫で始める。「あ、元気!」「さっき入れたとこやけど、いってないからまだ元気や」「エッチやねえ」「そっちもここが熱くなってる」人差し指でパンティの上から割れ目をなぞる。「いじりまわすから・・・、あ、あ、また・・・いやん・・・」。キスを交わしながら、私はパンティの中に手を入れて指で割れ目を愛撫する。彼女はズボンのジッパーを下ろし、棒を引っ張り出して撫でj始める。舌を絡めながら、暫くの間、お互いの性器を愛撫しあった。我慢比べだが、彼女の方が先に唇を離し「ああ・・・」と切ない喘ぎ声をもらした。私の棒も怖いほどいきり立っている。

ワンピースの上のボタンを外し、肩から下に下ろして脚の方から抜く。白いスリップだけの姿になる。私は彼女のこの姿に最もそそられる。彼女は身を起こしてスリップの肩紐を外し、スリップを脱ぐ。ストッキングとブラジャーもとってしまう。と、何故か私の棒は少しおとなしくなっている。彼女はパンティも脱いで全裸になってしまった。私ももたもたと着ているものを全部脱いで、彼女を抱きしめる。彼女が耳元で「入れて・・・」とささやいた。

私は彼女を仰向けに寝かせ、両膝を割って腰を間に入れた。ところが何故か棒の怒張は治まってしまっていた。彼女の割れ目は十分に潤っており、そこに押し当てるのだが固さが足りない。割れ目の筋に沿って、先端をすりすりと動かしてみるのだが、やはり挿入できなかった。

「どう?」「なんか萎えちゃって・・・」「元気やったのにね・・・、。2度目やからかな?」「うーん」「無理せんでもええよ。抱いて・・・」「うん」。私たちは抱き合ってキスをした。彼女は気持ちが妖しくなっているのか、すぐに舌を絡めてきた。棒はピクンと反応するが、挿入に足る固さは取り戻さない。暫くそうやっていたが、「どうも、ダメみたい・・・」「仕方ないなあ・・・。こっちは妖しい気分なのに」「とりあえずシャワーでも浴びようか」「あ、それいいかも」

ラブホの浴室はガラス張りで広々としている。2人でじゃれ合いながらボディソープを手にとって、相手の身体を洗い合う。彼女を椅子に座らせて、後ろから胸を、お腹を、太股を、局部を手を這わせて洗っていく。割れ目の部分で念入りに指を動かしていると、「あん、そこばっかり・・・」「気持ちいいでしょ」「キライ・・・」。彼女は振り向いて目を閉じキスをねだる。私は右手の指で割れ目を、左手で乳房を弄りながら、彼女の舌を吸った。やがて、彼女の右手が私の棒を探し当てる。身体をよじってこちらに向き直り、「おかえし」と言いながら、私の棒をボディソープで念入りに洗う。「こら、なんか元気ないぞ、大丈夫か、オマエ」なんて話かけたりしている。

その後も、お互いの性器をまさぐり合いながら、ディープキスを交わし、もどかしげに抱き合った。相手の身体についた石鹸をシャワーで流し合って、浴室を出る。そのまま彼女は下着をつけ、ストッキングをはき、ワンピースを身に着けた。私もシャツを首から通し、パンツをはいた。と、彼女のワンピース姿が目に入るや、なんだか下半身がむずむずする。私の棒はムクムクと身をもたげ始めていた。彼女は目ざとく私の変化を見つけ、「あれ・・・、なんか元気になってない?」「うん・・・」「服を着てるのに・・・」「コスプレ好きの気があるんかな」「コスプレって・・・、これ普通の服やよ」「そうよねえ」「まあ、いいか」と、彼女は私のそばに来て、立ち膝になってパンツから私の棒を引き出し、両手で包み込んだ。指が上下に動き、棒はビクンビクンと反応する。

「う~ん、どう考えてもヘンやなあ。私じゃなくて、私の着てるワンピースやストッキングに反応してるのかな、このピクピクは・・・」と言いながら棒を撫で回す。が、別に怒っている風でもなく、オモチャで遊んでいるみたいに見える。と、彼女は一瞬、悪戯っぽく私の目をチラリと見ると私の棒に顔を近づけてきた。次の瞬間、唇でツンと棒の先端をつついたのだった。「えっ」「うふふ」。

『これは・・・、フェラ?!』。初めてのことだったので、ちょっと狼狽してしまう。と、今度は舌先でツンとつつかれる。暫くの間、彼女の唇や舌で私の棒はツンツンとつっつき回されたのだった。今までとは種類の違う刺激に、今や棒は怒張していた。「わ、大きくなった」「ヘンな事するから・・・」「嫌?」「いや、き、気持ちいい」「じゃあ・・・」と言うや、彼女は棒の先端をおずおずと咥えた。アイスキャンデーをしゃぶるように唇をすぼめる。離れ際に彼女の舌先が一番敏感な部分に軽く触れていった。私の棒はビクンと反り返った。「わ、元気」。棒は再び彼女の口の中に納まった。今度は、口内で舌が微妙に動いている。雁を亀頭を、舌が這い回っている。「ああ、すごい、気持ちいい」。自分の大事な部分が他人に委ねられているという不安定な感覚が、異常な快感をもたらしている。ある種の不安定感は、快感を増すんやなあ、なんて。また頭の隅の醒めた部分で、論理的に一般化したりしていた。

彼女は棒をしゃぶるようにしながら、手を添えて根元の部分を指で上下に刺激し始めた。「出そうになったら言ってね。まだ口で受ける覚悟はない・・・」と、妙に明るい声で言う。最初の異様な感触に慣れてしまうと、彼女にとっても初めてのたどたどしい口唇の刺激だけでは射精までは行きそうになかったが、添えられている右手の刺激はボディーブローのように効いてきた。彼女の頭が前後に動き、棒の先端部分が刺激される。根元は軽く握られた3本の指でしごかれる。棒から口を離した彼女は、上気して赤らんだ顔で私を見上げ、「これは、結構疲れる・・・」「ハハハ」「どう、イキそう?」「うん」「最後は手でいい?」「うん」。

彼女の指の動きが速くなり、私の棒は爆発した。彼女は掌をかぶせるようにして、白精を受け止め、「あらあら・・・」と言いながら傍らのティッシュを何枚か抜き取った。「たくさん出たね。手がべたべた」「さっき出してないから、2回分やからなあ・・・」「あほ(笑)・・」。彼女は手をティッシュで拭きながら、「ふ~ん、こんな風になるのね・・・」と、しぼんで丸っこくなった私の棒を見つめ、「変なの・・・」と、受け止めようによっては聞き捨てならないことをつぶやいた。

この後、私たちは和歌山城を見学し、早めの夕食をすませて、彼女は大阪に、私は京都に戻った。このときのことは、科学博物館などという公共の施設の一画でコトに及んだり、私の棒が初めて彼女の口の中に収まったりと、大変刺激的な思い出として私の脳裏に焼き付いている。

この頃はとにかく会えば二人ともSEXのことばかり考えていたような気がする。どっちがキッカケを作るのか、我慢比べみたいで面白かった。

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みやすのんき氏の「冒険してもいい頃」はAV業界を舞台にしたエロ漫画だった。
主人公の恋人、美和ちゃんに萌えました。

4冊目、出版当時AV男優は50人、女優は1,000人だそうです。
今は両方とももっと多いかな。






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