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指で弄り回す
2006 / 08 / 31 ( Thu )
私の右手の中指は彼女の愛液でじっとりと濡れていた。彼女の左手が私の右手を強く握ったが、指を動かすには何の影響もなかった。指の動きを速めてしばらく愛撫を続けると、その部分は脹れ上がるように充血し、割れ目の両脇はゆっくりと肥大していくようだった。彼女は私の唇を外し、「はあはあ・・・」と息をついている。

中指を少し割れ目の中に入れてみた。よく濡れているのでスルリと入る。「えっ!」と彼女が驚いたように声を上げる。クリトリスの方に向けて穴の中を軽くなぞり上げる。「あっ・・・」。クリトリスは豆のようになっていると聞いたが、割れ目の上部にその感触はなかった。まだクリトリスが肥大するような快感には至らないのだろう。もう一度割れ目の中に指を入れる。今度はさっきより少し深く。「いや・・・。ああん・・・」。そのまま穴の中で指を動かした。爪は伸びていなかったし、中は十分に濡れているので傷つける心配はなかった。「痛くない?」「うん・・・。でもなんかヘン・・・。お腹の中を触られてるみたい・・・。あっ!」。彼女はビクンと下腹部を反らせた。私はゆっくりと指を沈めていった。ある所からはザラザラした感触があった。そこを指先で愛撫すると、「いやあ-・・・、そこはヘン!ヘンになるう・・・」。彼女は腰を逃がそうとするが、逃がさない。指をより深く差し入れる。「ああん・・・。ああん・・・」。彼女の身体が弓なりになった。

普段は理知的な彼女がこんな風になるのは、不思議な眺めだった。私も十分に興奮していたが、どこかに醒めた部分が残っており、彼女の動きや表情を観察していた。失礼な言い方だが「面白いオモチャ」だと思った。キスをし、乳房を愛撫し、指を割れ目に入れると、様々に反応してくれる。そして、それを見ることは私の快感も高めてくれるのだ。「10代でこんなことを知ってしまったら勉強なんかせんようになるな・・・」なんてヘンなことを思ったりした。

結局、この日も最後までは行かなかった。私のその部分はいきり立っていたが、果たしてこれを指の代わりに差し込めるものなのか、だいたいどうやって差し込むのだ、なんて考えてしまった。彼女もその部分を、さんざん指で弄り回されて疲れてしまったようだった。30分もそうしていただろうか。私は指を抜き、二人ともぐったりとして抱き合った。お互いの火照った額を合わせて、軽くキスをした。
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テーマ:自伝的官能小説 - ジャンル:アダルト

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