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科学博物館で(その6)
2007 / 08 / 23 ( Thu )
私の棒は彼女の中に納まってしまった。「ん、ああ・・・」。棒を収めたその部分の感触のせいか、彼女は身体を2度3度小刻みに震わせる。こんな場所で急なことだったので、コンドームはつけていない。薄いゴムの違和感がないので、お互いの局部の熱さがじかに感じられる。私は彼女の身体を抱きしめて、胸の辺りに手をやる。はだけられたスリップのすべすべした感触が気持ちいい。彼女はもぞもぞと前後に腰を動かし始める。指でクリトリスの辺りを弄る。「ひゃん」。彼女の動きが止まり、上半身を持たせかけてきた。

彼女が膝の上にのったこの体勢では、膝が邪魔をして結合が浅い。が、割れ目の浅い部分を、棒の雁の部分が刺激するのでこれはこれで気持ちいい。私たちはキスをしたり、結合部を弄りあったりしてじゃれあう。「今、誰か来たらどうする」「繋がってるからな・・・。見て見ぬ振りして立ち去るんとちゃう」「そうよね、あっ・・、そこダメ」。なんて、傍から見ればどうしようもない事を言いあう。

彼女を膝にのせておくのも疲れてきた。私の方はズボンをはいたままなので窮屈だった。一度棒を抜いて彼女を立たせる。その部分はお互いの愛液にまみれて、ぬらぬらと濡れている。「どうするの」「階段の上に腰かけて」。彼女を階段の4段目くらいに腰かけさせる。私は自分のズボンとパンツを膝まで下ろした。彼女のスカートを捲くり上げる。白いスリップが局部を覆っているのでこれも捲くり、局部を露わにする。両足を抱えて、再び棒を挿入する。ぬるりとすぐに入る。「ああ」。今度は私が腰を動かす。この体位だと棒は彼女の割れ目に深く突き入れられる。「うっ、うっ、あん」。場所が場所だけに、彼女は控えめに喘ぐ。こんな場所でこんなことを、と思うと妙に興奮してしまう。と、下半身に痺れるような感覚が上がってきた。「あ、いくかもしれん」と言うと、彼女はビックリしたように目を見開いて「えっ、今日はあかんよ!」「ほんまに?」。私は慌てて腰の動きを止めた。

改めて彼女を見ると、上半身は白いスリップがはだけられて乳房が露わになり、下半身は局部が剥き出しで私の棒が突き刺さっていた。白いパンティが右足首に引っかかっている。すごくエロチックだ。私は棒は挿入したままで、彼女を抱きしめて、キスをした。舌を絡めお互いの唾液を吸いあった。下半身の痺れた感覚はゆっくりと去っていった。また少し動かしてみるが、やはりちょっと危ない。「抜くね」「うん」。私は身体を起こし、手を結合部に添えて、ゆっくりと棒を抜いた。雁が抜ける瞬間、彼女は「ああ」と眉を寄せてうめいた。「ごめんね、なんか蛇の生殺しみたいやね」「ううん、十分に興奮した」「別のところで、最後までちゃんとしようか」「そやな、和歌山市駅の方にいってみようか」「うん」。私たちは衣服を正し、その場を離れることにした。

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テーマ:自伝的官能小説 - ジャンル:アダルト

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