和歌山市のラブホテルにて(その1)
2007 / 12 / 14 ( Fri ) 私たちは少し上気した顔をして、展示室に戻った。射精こそしなかったが、私の棒はとりあえず彼女の膣の中に挿入されたので、それなりに満足したのか、いきり立った状態からは落ち着いていた。しかし、展示品に集中できるわけもなく早々に博物館を出た。
南海本線の和歌山市駅の方に歩いていく。二人とも横目である種の建物を探していた。二人きりになれて、お互いの身体を貪り合える、そんな空間を提供してくれる場所。彼女が手をつないでくる。指の間を刺激しあう。彼女が潤んだ目を向ける。私の棒はゆっくりと首をもたげる。歩きにくいなあ。 市駅の裏手にその手のホテルを見つけたときは、心臓がどきどきし、脚が空を切るような感じになった。「あそこに入る?」彼女はコクンと頷く。 幸い、部屋はいくつか空いていた。落ち着いた内装が気に入って選んだ部屋に入ると彼女がすぐに抱きついてきた。唇を重ねる。彼女の手がズボンのチャックを下ろし、棒を引っ張り出す。私は彼女のスカートを捲くり上げ、パンティの上から割れ目やお尻を愛撫する。キスは激しくなる。舌が絡まりあい、唾液をすすりあう。「なんか、もどかしい。溶け合って一つになってしまえればいいのに」。昔、彼女はそんなことを言った。今のような状態のときは、本当にそう思う。抱き合って、敏感な部分を触りあって、唇を重ねて、彼女が私の一部になればいいと思う。 ベッドに倒れこむ。彼女が上になったり下になったり。じゃれあいながら、お互いの衣服を脱がす。
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